電気自動車 日本の未来

こんにちは、千葉県市川市の社会保険労務士 渡辺 巖(いわお)です。 

 

寒い日が続きますね。先日のお昼時、中山法華経寺の池を通り過ぎると、池が氷で覆われていました。少しずつ溶けてきている池の表面を、なんと泳いでいる亀がいるんですね、変温動物なのに。

 

先週、ある集まりの理事会がありました。コロナ禍ですから、理事会はあっという間に終わり、引き続き、経済ジャーナリストによる新春講演会がありました。この講演の中で、2030年には電気自動車が当たり前に街中を走っているだろうとの話があり、世界の自動車販売台数第1位のトヨタがその主導権を握るために行っているのが電気自動車の制御をするコンピュータソフトの開発とのこと。ものすごい人数のソフト開発エンジニアを集めているようです。数年前に、NECや富士通の工場が多い南武線沿線の駅にトヨタがコンピュータエンジニアの求人広告を貼っているというような記事を読んだことがありますが、まさにこのことだったのでしょう。

 

電気自動車の部品数はガソリン車の1/3とのこと。そうなると、部品を作る会社が今ほどは必要ないということになります。とくに、日本の主要輸出品である自動車について他の国が主導権を握るようなことになると、この国の未来は相当厳しいものになっていくように思います。そんなことを感じさせる新春講演会でした。新年早々、コロナ禍にさらなる辛口な話で新春気分が吹っ飛びました。