もみじ饅頭 元祖 高津堂

こんにちは、千葉県市川市の社会保険労務士 渡辺 巖(いわお)です。 

 

もみじ饅頭というと、宮島のお土産として有名ですね。宮島にはたくさんのお店があります。そのもみじ饅頭を初めて作ったのは、全国的にも有名なやまだ屋や藤い屋でもなく。私は知りませんでしたが、高津堂なんですね。

 

宮島にある老舗旅館の岩惣(いわそう)の女将が菓子職人の高津常助氏にもみぢ谷(宮島のもみじの名所)にちなんだお菓子を作ってみてはという一言から、研究・試行錯誤を経て出来上がったのがもみじ饅頭ということです。明治39年に製造開始、明治43年に商標登録。しかし、このもみじ饅頭は常助氏一代限りで終了。それから長い月日が流れ、平成21年に三代目が焼き型を復刻し、もみじ饅頭(高津堂では「もみぢ饅頭」といいます)が復活したとのことです。

 

このもみぢ饅頭ですが、これまでに食べたものとは違っていて、饅頭の皮が薄く、すごくしっとりとした触感ともちもち感があります。もみじ饅頭というと、皮というよりカステラという感じですが、もみぢ饅頭はもみじの形をしたもちもちした餡子を薄皮で包んでいる感じです。これまでいろいろなもみじ饅頭を食べましたが、その中でもお薦めの一品です。