乃ざきでの最後の晩餐

こんにちは、千葉県市川市の社会保険労務士 渡辺 巖(いわお)です。 

 

地元の魚料理のお店「活魚 乃ざき」が4月末で閉店してしまうため、予約をして家族で最後の晩餐を楽しんできました。

 

私がこのお店を知ったのは10年位前です。たまたま店の前を自転車で通り過ぎ、こんな所(最寄駅まで徒歩20分は掛かります)に立派なお店があるけれど高いんだろうなと思ったのが最初です。ランチがあることを知って、のれんをくぐりましたが、マグロの中落ち定食(通称:おち定)が確か945円だったと記憶しています。ご飯とみそ汁のお替りが自由でしたので、コストパフォーマンスは最高でした。中落ちが非常に美味で、その後、ランチだけでなく、夜の時間に家族で行ったり、法事でお世話になったこともあります。いけすの中を鯛やイカが泳いでいて、子どもが小さかったころは、食べるよりも観に行くような感じがありました。

 

上お刺身定食はこんな感じでした。写真にはありませんが、アジのたたきは水槽から生きたアジを網ですくって料理。骨は油で揚げてくれますので、丸ごと食べられるといった具合です。この日は、食べ納めということで、たくさんの刺身や天ぷらを追加注文して満腹となりました。

 

創業40~50年位と思いますが、こういうお店が無くなっていくのが本当に寂しいです。この店の隣の土地に、店主の自宅を建てた後、お店の建物を壊すとのことで、お店は完全にやめてしまうようです。長い間、本当にありがとうございました。