市川市長 テスラの次はシャワー室

こんにちは、千葉県市川市の社会保険労務士 渡辺 巖(いわお)です。 

 

私が住む市川市の村越市長が、以前アメリカのテスラを公用車として購入することで物議を醸しましたが、今度は新庁舎の市長室内に、360万円の追加工事をしてシャワー室を設置したことが問題になっています。この設置が市民にも議員にも知らされていないことが一番の問題です。市長室内にあるということは、イコール市長専用ととらえるのが普通だと思いますが、災害時に職員用のシャワーが足りなくなったら市長室内のシャワーを使用してもらうと市長は説明しているようです。

 

村越市長は、もともと政治家の家系だということ(県や市のレベルだと思います)を市川市に長く住む方から聞いたことがあります。そのせいか、本人も、20歳代後半に県会議員→国会議員になっています。国会議員になってからは、自民党の薗浦議員と選挙のたびに入れ替わりで当選落選を何度か繰り返し、44歳で市川市長となりました。その直後に、テスラ問題。そして今回のシャワー室。市民からすると、少し感覚のずれた市長という感じがあります。公用車に外車はあり得ない話ですし、また、新庁舎についても、行政手続のワンストップサービス実現のために1億5千万円を追加して建物の中に新たな階段を設置したことが話題になったこともありました。

 

どうしてこんな人が市長をやっているのかという話になりますが、多くの市民は選挙に行かず、毎回の市長選の投票率は30%前後。村越市長は約4万6千票で当選しています。市川市の人口は約50万人ですから、約10%の人しか認めていないといういい方もできるかもしれません。市民の多くは、市に関することにあまり興味がなく勝手にやってくださいというスタンスのため、こんな市長が当選するのだろうと思います。そうかといって、他の候補者と比べれば一番まともかなというのも事実です。国政もそうですが、政治家としてまともな人が本当に少ないですね。以前、子どもから安倍・菅首相のことで、なんでこんな人しかいないの?と質問されて答えるのに窮したことを思い出します。