アパレル業界 店舗の減少

こんにちは、千葉県市川市の社会保険労務士 渡辺 巖(いわお)です。 

 

テレワークの推進により、会社には行かず家で仕事をする人にとってスーツはほとんど必要のないものになってしまいました。「洋服の青山」を展開する青山商事は、昨年、160店舗の閉店を発表しましたが、先日、さらに全店舗の6割にあたる400店舗の売場面積を縮小し、空きスペースで、コンビニや焼肉店などの新たな事業を始めると発表しました。スーツ離れは、もう止まらないということなのでしょうか?朝、スーツを着て、電車に乗って会社に行き、上司や同僚と会って仕事をすることがなくなる。仕事が終わって誘われて飲みに行くこともない。非常に効率がいいようにみえますが、少し無駄がある方が人間らしいように思います。機械ではないのですから。

 

最近、スーツに限らず服を買わなくなった人が増えているようです。あまり外出をしないとか、人に会うこともなければ、新しい服は必要ないというのが大きな理由。昨年、あるアパレル会社のカジュアルウェアをインターネット経由で購入しました。私の好きなブランドの服が8割引きだったためですが、それ以降、この会社からは少なくとも2日に1回位の割合でいろいろなメールが送られてきます。Yahoo!からもいろいろなメールが送られてきますが、それに引けを取らない位の頻度で。この状況下、頑張っている姿勢は分かるのですが、同じ服がメールによって高くなったり安くなったり。普段、あまり服を買わない私からすると、やや食傷気味です。安い服なら買ってもいいかもしれませんが、届いた服の色が自分の思った色でなかったりすることもあり、服は実際に現物を見て買うべきですね。そういう意味で、お店が減少していくというのは困ったことです。