寅さんの葛飾柴又 川甚 1月末閉店

こんにちは、千葉県市川市の社会保険労務士 渡辺 巖(いわお)です。 

 

寅さんで有名な葛飾柴又。柴又帝釈天の裏にある川魚料理で有名な料亭、川甚が今月末で閉店することを知りました。寛政2年創業で、今年で231年。江戸川の土手沿いに建っている大きな建物が川甚です。中学生の頃から、土手沿いのジョギングをする際、川甚の先の国道6号線の鉄橋のところで折り返して帰ってくるというのがいつものコースでした。実家にいた頃は、よくジョギングをしていましたので、ちょっとショックです。

 

川甚は高級料亭ということもあり、実際に食べに行ったのは数えるほどです(若い頃は高くて手が出ませんでした)。寅さんの映画にもよく登場するようですが、「男はつらいよ」の第1作ではさくらと博の結婚式のシーンが川甚で撮影されたそうです。私も、妻のご両親をお招きして、結納らしきことをしたのが川甚でした。普段は、観光バスがたくさん停まっていて、混んでいるという印象が強いですね。

 

閉店の理由は、コロナで売上が減ったことのようですが、社長はコロナのせいではなく、3、4年耐えられるような蓄えをしてこなかった自分に責任があると話されていたようです。私の自宅から柴又までは電車で20分位ですので、柴又にはたまに行くことがあります。映画に出てくるような柴又の雰囲気を感じて、草団子を買って帰ってくる位なのですが。川甚、もっと行っておけばよかったなと後悔です。天気のよい日に、江戸川の土手沿いの建物の最上階の席で窓を開けて江戸川からの風を感じながら美味しい料理を食べたらどんなに気持ちがいいだろうかと思います。長い間、ありがとうございました。