浜田省吾氏 渚園 1988年

こんにちは、千葉県市川市の社会保険労務士 渡辺 巖(いわお)です。 

 

TOHOシネマズでは、5月25日(木)までの期間限定で、浜田省吾「A PLACE IN THE SUN at 渚園 Summer of 1988」を上映しています。

 

35年前、浜名湖にある渚園で行われたこのコンサートには職場の先輩の車に乗って4人で行きました。東名高速が混んでいて開演に間に合うか微妙なタイミングで会場にたどり着いたことと、会場の後方にお祭りのときの出店(でみせ)のような食べ物屋さんのテントがいくつもあったことを思い出します。

 

先日、この映画を観ました。あれから35年。観客(浜省用語でいえばオーディエンスでしょうか)が生き生きとしていて、雰囲気が今の成長著しい東南アジアのような熱気。あの頃、日本はバブル真っ只中で絶好調でしたね。浜省にとっては、初の№1獲得アルバム「J.BOY」に続き「FATHER'S SON」がリリースされ、デビュー以来最大のヒットが続いた頃です。私もよくコンサートに行きました。水戸や茅ケ崎まで車で出掛けたことを思い出します。大学生の頃から聴いていた浜省、私には「ラストショー」「僕と彼女と週末に」が究極の2曲です。渚園でも演奏しましたね。

 

その後も、アルバムが出るたび、CDを購入して聴いていましたが、「その永遠の一秒に」辺りから私の感覚からずれていき、「SAVE OUR SHIP」は購入したものの1回聴いただけ。それ以降、1回「さいたまスーパーアリーナ」のコンサートに行って以来、浜省を聴くことはなくなりました。

 

そういう中での今回の渚園。懐かしかったです。このコンサートは、しばらくしてビデオがリリースされ、購入した記憶がありますが確か全曲ではなかったので、今回の映画、全曲聴けてよかったです。MC部分は大分削られていますが、当時、浜省がステージ上から「こんな大音響でクレームの電話も掛かってきて、多分次は貸してくれないだろうから、今日は思いっきりいこうぜ!」みたいなことを叫んだことを覚えています(浜省もこんなこと言うんだという意外性)。「J.BOY」をあの頃のように拳を振り上げてという気にはなりませんが、20代の頃を思い出すというか、タイムマシンに乗って35年前に戻った110分間でした。