ひょうの被害

こんにちは、千葉県市川市の社会保険労務士 渡辺 巖(いわお)です。 

 

とうとう、梅雨になってしまいましたね。今年は、五月晴れの日が本当に少なかったように感じます。写真は、梅雨前の天気の良い日に撮影した中山法華経寺の祖師堂(本堂)です。現在、リフォーム中とでもいいましょうか、祖師堂全体に足場が組まれ、ご覧のようにすっぽりと外壁工事の際に使われる工事用シートに覆われています。

 

その最中、先週の6月3日(金)の夕方4時頃だったと思いますが、急にひょうが降ってきました。私はこの日、午前・午後とも外出し、午後3時頃に戻ってきました。天気予報通りの多少の雨にも遭ったりしましたが、ほとんど濡れることもなく。雨についてはこれ以上降らないと思っていたところ、急に真っ暗になって、屋根やガラス窓がハンマーで叩かれているような音があちらこちらからしてきました。何事かと思って外を見ると、ひょうが降っていました。雨ではなく、また風が強く、小石がぶつかってくる感じです。最初に思ったのはガラス窓のガラスが割れないようにということでした。それほど危険を感じるくらい、カチンカチンと。20~30分位の間、ひょうが降っていました。

 

翌日に近所を歩いていると、自動車用スペースのプラスチック製の屋根にたくさんの穴があいている家が随分ありました。最寄りのJR下総中山駅のホームにも雨漏りによる水溜まりがいくつも出来ていて、見上げると、ホームの屋根の所々に穴があいていました。市川市内にある市川工業高校では47枚のガラス窓が割れたそうです。

 

ひょうが降った日から3日後の月曜日に雨が降って、いつもと違う雨音なので窓の上の雨どいをみると、なんと雨どいに何か所も穴があき、そこから雨水が漏っています。近所の家々もよく見ると同じように雨どいに穴があいていたり、網戸がへこんだり破れたりしていて結構な被害が出ています。他に名産の梨をはじめとする農作物にも被害が出ているようです。