富士通 希望退職3千人

こんにちは、千葉県市川市の社会保険労務士 渡辺 巖(いわお)です。 

 

今月8日のYahoo!ニュースに「富士通、幹部社員3千人が希望退職へ 退職金など650億円計上」というタイトルを見つけました。この退職プログラムに国内の50歳以上の幹部社員3031名が応募したとのことです。DX企業への変革を加速させる人事施策の一環とのことですが、富士通=リストラというイメージが定着してきています。

 

私も大学を出てから約6年、この会社にお世話になりました。同期入社やテニスサークルの仲間とは今でも年賀状のやり取りをしています。そういえば、今年の年賀状に、昨年3月に退職して他の会社で働いていると書いている人がいました。真面目で、着実に管理職になった人物だっただけに、なぜ定年まで会社にいないのか不思議だったのですが、今回のニュースで理解できたように思います。他にも富士通から富士通ジャパンという外資系?とも受け取れるような名前の会社に転籍したという人、退職して技術職から運転手という全く違う仕事に就いたという人もいました。

 

人それぞれの人生ですから、希望退職がいいのかどうかも人それそれです。でも、50歳を過ぎていたら定年まであともう少し。多くの人は慣れた職場・仕事で定年までを望んでいるような気がします。退職金の上乗せがあるのかもしれませんが、会社のイメージとしては冷たい印象を受けますね。