東京 緊急事態宣言下に救急車を

こんにちは、千葉県市川市の社会保険労務士 渡辺 巖(いわお)です。 

 

オリンピックの最中である先月下旬、東京都内に住む身内の者が体調を崩し(新型コロナではありません)、救急車を呼んだことがありました。救急車が到着してから搬送先が決まるまで約2時間。一刻を争う容態だったら、危うかったかもしれません。

 

搬送された病院の入口横に病院の理念が書かれていました。そのトップが、「すべての患者を受け入れる」というもの。これは病院として素晴らしいことですね。コロナ禍の今でもそうなのかは分かりませんが、本当に助かりました。

 

約2週間後に退院しましたが、コロナ禍のため、入院中は全く面会することができません。たまたま、メールやLINEでのやり取りができましたので、頼まれたものを病院の受付に持って行くこともありましたがそこまでです。あとは、担当看護師に本人に渡してもらうことに。ということは、万が一、容体が悪化したとしても遺体にしか対面できないことにもなっていたのではないかと思います。コロナでない人の入院でさえ、こういう感じです。

 

医療のひっ迫、コロナだけの話ではありません。普通のちょっとした病気・ケガにも大きな影響が出ています。昨日の東京都のコロナ感染者が5773名。オリンピックで感染意識の緩くなった人たちが街に繰り出してということの結果なのでしょうか?もしそうであれば、オリンピックは開催すべきではなかったのではないかと思います。感染拡大を防ぐにはお祭りはすべきではないですね。