緊急事態宣言再発令で感じること

こんにちは、千葉県市川市の社会保険労務士 渡辺 巖(いわお)です。 

 

1月7日、翌日の8日から2月7日までの緊急事態宣言が1都3県に再発令されました。あれから1週間が経ちますが、前回の緊急事態宣言と比べると、千葉県市川市においては非常に緩く感じます。前回は、今よりも感染者がずっと少なかったのに、発令されたことにより、人出が大きく減りました。今回は、再発令により人出が少し減ったのかもしれませんが、あまり変わらないという印象です。これでは感染者が減っていくわけがありません。昨日は千葉県の感染者が500人を超えました。

 

よそから来た人には、緊急事態宣言下と言われなければ分からないと思います。緊急事態宣言が形骸化してしまっています。これは、菅首相に大きな問題があるように思います。いつも下を向いて原稿を読んでいるだけでは、人から人へもそうですが、国民に思いは伝わりません。真剣さが全く伝わってこないのと、そんなことを言っている本人が頻繁に自分でダメだと言っている会食を頻繁に行っているようでは。この人が首相の顔をして緊急事態宣言を発令していること自体が滑稽です。新たに7府県に追加で緊急事態宣言が再発令されましたが、その際、福岡県を静岡県と読み間違え、それを本人が気が付かなかったというのは、あり得ることなのでしょうか?自分自身、何をやっているのか分からなくなっているように受け取れます。

 

安倍内閣の官房長官として裏で動いていた人ですから、表に出てきたのは本人にとって失敗。国民にとっても失敗・大迷惑なことです。以前、萩生田文部科学大臣が、大学入試の英語について、身の丈にあった受験をというような発言をして物議を醸したことがありましたが、まさに身の丈にあった人が首相になるべきだと思います。緊急事態宣言の重大さを信ぴょう性をもって国民に伝えられる人が今求められています。(情けない話です。)