洋服の青山 160店舗閉店に思うこと

こんにちは、千葉県市川市の社会保険労務士 渡辺 巖(いわお)です。 

 

最近、当たり前にあったファミレス、旅行代理店の閉店をよく目にします(耳にもします)。その中で今度は、「洋服の青山」を展開する青山商事が160店舗の閉店を発表しました。

 

テレワークせざるを得ない状況が続いていますが、そうなるとビジネススーツは必要でなくなります。営業職のようなお客様と会う仕事でなければ、家で仕事をするわけですから普段着でよいことになります。通勤電車にも乗りませんし、一日中普段着。そうなれば、当然のことながら、ビジネススーツは必要なくなります。

 

先日、電車の中でこんな会話を耳にしました。自分の子どもが今春社会人になったので、コートやスーツを揃えてあげたけれど、入社してからずっとテレワークのため、親である自分が今それを着ているという話でした。私も先月、新しいスーツを買ったのですが、これまでのスーツで十分に間に合ってしまっていて、お蔵入りの状態です。この状況下、極力対面は避けたいというお客様や、なるべく役所にはいかず電子申請を使用していることによります。そういったことから、青山商事の発表は、そうなんだろうなとは思いましたが、あらゆる産業がこのような感じですと、コロナ終息後、日本経済の大幅な縮小ということに発展するようにも受け取れます。コロナが終息しても、会社やお店が大きく減少していれば働けない人も出てきます。今現在もそうですが、雇用情勢の悪化が心配です。