図書館も変わりました

こんにちは、千葉県市川市の社会保険労務士 渡辺 巖(いわお)です。 

 

先日、最寄りの市川市立中央図書館(一般書57万冊)で本を借りました。多分、2、3年ぶりだと思います。こういう時期ですから、閲覧席は使えず、本を借りるだけの場所という感じです。返された本を本棚に戻す係の人はこれまでのようでしたが、受付は数人しか人がおらず。本を借りるときは、貸出機に図書館のカードをかざし、本のバーコードを読み取らせて終了ということで、全く人を介することがありませんでした。

 

昨日、借りた本を返しに行きましたが、本のポストに入れておしまいです。それから、予約していた本を取りに行きましたが、これも予約機に図書館のカードを差し込むと、予約した本のある場所が表示されますので、その本棚に行って本を取り、あとは本を借りるときの操作をするという具合です。

 

受付には、以前随分人がいたように思いますが、現在はこのような状況で、あまり人が必要とされていないようです。機械によって人間の仕事が奪われるといわれますが、まさにその典型と映りました。どんどん機械化して、人が必要でなくなるのは果たしてよいことなのか?日本の人口が減少するため、その分を機械に行わせるというのは理解できますが、一方では非正規労働者の増加。非正規労働者の仕事を奪っているようにも受け取れます。本を借りるとき、受付で一言、「〇月〇日までにご返却ください」と本を渡されながら言われるだけでも、何となく記憶に残るものです。少し無駄があって、バッファとでもいいましょうか、そういう所の方が、人間には居心地が良いように思いました。