割烹旅館玉川閉館(船橋)100年

こんにちは、千葉県市川市の社会保険労務士 渡辺 巖(いわお)です。 

 

昨日の朝日新聞の朝刊に、船橋にある割烹旅館玉川が4月末で閉館した記事が載っていました。太宰治が船橋に住んでいた頃、この旅館で20日ほど執筆していたことでも有名な旅館です。

 

創業100年。仕事柄、船橋労働基準監督署やハローワーク船橋に行くときに見掛けますが、非常に目立つ建物です。国登録有形文化財だったんですね、これは知りませんでした。

 

社労士会船橋支部の納涼会や忘年会で何回か利用したことがあります。6,70名だったと思いますが、畳敷きのそれこそ100畳はあったのではないかという座敷での宴会は豪勢でよかったですね。料理は、初めて行った時には、料理の飾り付けが素晴らしく、非常に感動したのですが、何回か行くうちに当たり前になってしまいました。何かのタイミングで船橋支部で玉川を利用することがなくなり、私も足が遠ざかりました。外観からは料金が高そうに見えますが、良心的な料金。レトロとはこういう雰囲気と実感したのがこちらでした。

 

新型コロナの影響もあったでしょうが、屋根の瓦を取り換えるのに億単位の資金が必要だったようです。6月から取り壊し、年内には更地になるとのこと。古き良きものがまた一つ失われてしまいました。