男女格差 日本 G7最下位

こんにちは、千葉県市川市の社会保険労務士 渡辺 巖(いわお)です。

 

17日に世界経済フォーラム(WEF)が今年の男女格差報告書を発表しましたが、日本の順位は対象153か国中121位で過去最低。主要7か国(G7)の中では最下位。政治(女性の議員・閣僚数の割合)においての144位が大きく影響したようですが、経済(女性の管理職・専門職数の割合)においても115位。かろうじて健康において40位です。

 

この問題は、今始まったことではなく、長時間労働・過労死と同様に3、40年前からずっと言われ続けていることです。しかし、その頃と比べて、女性の社会進出・共働きが当たり前の昨今、国際的にこのような評価となったのは衝撃的です。日本は、どちらかというと女性が活躍しにくい国ということになります。主人という言葉が夫を意味する言葉だったり、奥さんという言葉が妻を意味する言葉であるこの国にいれば、自然と男尊女卑が刷り込まれていくようにも思います。

 

男女同姓の義務は、先進国で日本だけ。このことだけでも、男女格差について何も対処する気がない?ようにも思います。世界的な潮流として自然エネルギーにシフトしていく中、未だに原子力といい続けていることと、何となく通じるものがあるように思います。